100マス計算の効果と始め方~おすすめドリルはこれ

前回書いた記事『小学生の宿題を早く終わらせる方法』の中で紹介した、100マス計算の効果と始め方のコツを紹介します。

100マス計算の始め方

最も重要なことは『親が焦らないこと&待つこと』

毎日、計算問題をいきなり100問解くというのは、かなり負荷が大きいです。

あと、子供がすんなりできないことに怒りたくなるのをぐっと堪えなければなりません。

とにかく『できる!大丈夫!頑張ってる!』と励まして勇気づけることが重要です。

けっして怒ってはいけません!続けていくことが重要で、怒ったら続かなくなります!←超重要!!

最初のうちは時間がかかっても続けていれば、絶対に速くできるようになるので、子供たちが気持ちよく続けてられるように声掛けが大切!!

朝晩に1回ずつ取り組むこと

朝晩に1回ずつ取り組みます。低学年でも、1回5分以内で早くなれば3分くらいで終わるようになります。

高学年であれば1分半ほどで終わるので、それほど負担がなく始められるかと思います。

我が家は、朝ごはんの前に取り組んでいます。

同じ問題を2週間続けること

同じ問題を2週間続けて使います。

同じ問題だったら意味がないような気持ちもしますが、そんなことはありません。

同じ問題だからこそ、わかる!という自信につながっているようです。

わかる!ということが、子供たちの学習に重要だということに気が付きました。

低学年の始め方

まずは10マス計算から始める

↑10マスの足し算が見当たらないので、10マス引き算です

いきなり100マスを見せると、嫌がります。

まずは10マス計算の0を足す足し算から始めます。

数字を書き写すだけなので、心理的に負担がなくスタートできます。

『20秒でできるかな~?』なんて楽しい雰囲気を出しつつ、時間を計ります。

0~9までの足し算をやっても、20秒×10回で200秒=3分半程度で終わります。

0~9までの10マス計算が1つ20秒以内でできるようになったら、30マス計算→50マス計算と進めて、最終的に100マスに挑戦

高学年の始め方

たし算、ひき算、かけ算、わり算の計算問題でつまずいていないようだったら、最初から100マス計算を始めます。

高学年の目標タイムはたし算、ひき算、わけ算で2分以内です。わり算は5分以内が目標です。

たし算→ひき算→かけ算→わり算の順番で進めていきます。

100マス計算を1ヶ月続けた効果はすごくあった!

100マス計算を始めて、1ヶ月ちょっと経ちました。この1ヶ月の変化がすごかったです。

計算が早くなった

小4の次男は、ちょうど算数の授業で割り算のひっ算が始まりました。

クラスで1番に計算が終わるようになり、『計算が速い!すごい!』と言われたことが嬉しかったらしく、自信がついたようです。

小2の三男もプリント1枚の計算問題にえらい時間がかかっていましたが、あっさり終わらせることができるようになっていてびっくりしました。

集中力がついて、宿題が早く終わるようになった

宿題も集中してやればすぐできる!という自信がついたようで、学校から帰ってきてさっさと終わらせるようになりました。
(ダラダラしてる時は、いつから始める~?と声をかけることもありますが・・・)

2時間かけて宿題をやっていた時とは雲泥の差です。

時間を意識するようになった

時間を計って100マス計算に取り組むようになり、勉強をする時も時間を意識するようになりました。

〇分で漢字練習1ページを終わらせる!と自分で言い始めて取り組むようにもなりました。

問題集がめちゃ安い

100ます計算の問題集はめちゃくちゃ安いです。
1冊660円な上、我が家はコピーをして繰り返して使っています。

いろいろなシリーズがありますが、2年生以上ならこの1冊でOKだと思います。

一ヶ月半続けた計算速度の変化

小6長男

学校の授業は問題なく、ついていけているので、100マス計算もすんなりと取り組むことができています。

ただ、計算のケアレスミスが多いことが気になるので、計算に正確性がついてくるといいなと思っています。

たし算・・・1分10秒~1分20秒台
ひき算・・・1分20秒台
かけ算・・・1分10秒台

小4次男の場合

次男は学校でも100マス計算をやっているらしく、かけ算には自信ありでした。

思うように計算が速くできないことに苛立ちを見せていましたが、続けていくうちに少しずつ自信をついたのか、落ち着いて取り組めるようになってきました。

ただ、わり算は苦手意識を持っているので、怒りながら取り組むだろうなと予想しています。
私もイライラしないように心掛けないと・・・

たし算・・・1分30秒台
ひき算・・・1分20秒台
かけ算・・・1分20秒台

小2三男

100マス計算のやり始めは、6分を超えてしました。

やり始めて1週間くらいになると、一気に時間が短縮して3分台に。

その後も少しずつ、グラフは上向きになっています。
たし算・・・2分40秒台
ひき算・・・2分20秒台

まとめ:100マス計算の効果は絶大!隂山先生の著書もおすすめ

2週間同じ計算問題を高速で解いていくという事でどんな効果があるんだろう?と最初は半信半疑でした。

スタート時は、子供が苛立ったり、泣き出したりと少し大変な部分もありましたが、そこを乗り越えたら、一気に子供たちが成長をしたなと感じます。

隂山先生の本の中に『勉強は集中すること』と書いてあって、短時間でも集中することができるようになると、劇的に学習に対する意欲と態度が変わるんだなと。

100マス計算は前から知っていましたが、隂山先生の著書を子供が年長あたりで知れていたらよかったなと思いました。

最新の著書では家庭学習での先取学習についても書かれていて、我が家も先取学習を始めました。

たったこれだけプリントという問題集を使っていて、1学期中に1年間分の学習が終わりそうです。

たったこれだけプリントも100ます計算問題集と同様にすご~く安いです。

1年間の学ぶことってこれだけでいいの?ってくらい要点がぎゅっとまとまっています。

詳しくは『新・おうち学習戦略』に書かれています。もっと早く読んでればよかった!

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